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2017年12月にこっそり発足した「コンシリエーレ」立ち上げメンバーの神部です。本日は立ち上げ直後に実施した「1on1の同席」についてご紹介します。
「1on1とは何か?」については、ネットで検索すると良記事がたくさん出てくるので、ここでは割愛しますね。では、どうぞ!

なぜ1on1に着目したか?


まず「なぜ1on1の同席を行ったか」、その理由からお伝えします。
少し前、スタテクに社員が笑顔で働ける場創りをするためのチーム「コンシリエーレ」ができました。この“場”を作っていくための取り組みとして、私が最初に知りたいと思ったのが社内コミュニケーションの密度。社内のコミュニケーションがどのようなものになっているかを、もっと把握したいと感じたんです。

ランチ、飲み会、合宿、イベント、休憩時等の雑談、1on1、査定という様々なコミュニケーションがある中、私が1番興味をもったのが1on1です。少しオフィシャルな場を覗き見ることで、その人の考え方だけでなく、「どんな人であるか」「メンバーのモチベーション」「リーダーとメンバーの関係性」などがわかるのではないかと。さらには、スタテクの中でやり取りされるコミュニケーションの本質を感じとれるのではないかと考えたんです。

こういうわけで、チームリーダーにお願いして、12月と1月に行われたチームリーダーとメンバーの1on1すべてに同席をさせてもらうことになりました。

1on1同席によって変わったこと

1on1同席では、同席をするだけでなく、チームリーダーに対してのフィードバックも行っていきました。「ここは違った答えをしたほうがよかったのでは?」「この質問はすごくよかった」「メンバーのこんなところにも気をつけてみたらどうか?」など、かなり細かなフィードバックを行ったため、12月に比べて1月の1on1の質が格段によくなったんです!

特に大きな変化は2つ。

事前にアジェンダを準備するようになった
【以前の1on1】
どの記事を見ても「事前のアジェンダ準備」を推奨しているのに、スタテクはやっていなかった。その結果、話す内容のトピックは終始まとまらず、全体的に1on1というより「雑談」という印象だった。
【1on1同席とフィードバック後】
きちんと準備して取り組むようになり、1on1の最中も1つのトピックに的を絞って話が進むので、より深い話ができるようになった。また、課題に対して、リーダーが取組むスピードもアップ。
1on1の最後に課題を一緒に確認するようになった
【以前の1on1】
課題の確認も1on1の基本ですが、スタテクではここも抜けおちていました。そのせいか「1on1=大切な時間」という印象がなく、とりあえず「1on1やらなきゃ」「1on1うけなきゃ」という双方の空気感の中で話が進んでいた。
【1on1同席とフィードバック後】
最後に次回までの課題や目標を一緒に確認することで、リーダーとメンバーが共通認識を持てるようになった。。結果、課題をお互いのものとして捉え、一緒の方向に向かいながら1on1を終了するようになった。

社長が「1on1を辞める」と宣言

リーダーの大きな変化は上記の2点ですが、スタテクとしてはもうひとつ、大きな変化がありました。それが社長と社員の1on1がなくなったことです。
スタテクは現在30名弱の会社。コンシリエーレが立ち上がる前まで、菊本社長が15名前後のエンジニア全員と1on1を実施していました。といっても菊本社長は営業も行い、案件も担当しています。1カ月に1回の頻度が望ましいといわれてるのに対して週に1人と1on1を行うのが限界で、正直「いつ終わるんだ?」と思っていたのも事実。
コンシリエーレとしても悩んだのですが、菊本社長には「1on1はリーダーに任せてはどうか?」と提案させていただきました。

創業間もない組織で社長とメンバーの話す機会が減るのはデメリットにも見えますが、人数が増えるにつれ、社長と社員のコミュニケーションの取り方も変わっていくものです。俯瞰的に会社をみて今のスタテクに適した形を模索することも、コンシリエーレの仕事だと考えています。

社長にはメンバーとのコミュニケーションは薄まっていくのは“当たり前”だと割りきってもらう。その変わり、リーダー陣とのコミュニケーションを密にすることで、組織を強くしていければと考えています。
コンシリエーレとしては、この判断でよかったのかを都度考えながら、スタテクという組織をみていくつもりです。

1on1同席、私たちはこうやりました

今回どのように同席やレビューを行ったかもご紹介しますね。

  1. 会話の内容をその場で、ほぼ一言一句メモ
  2. リーダーとメンバーの表情や口調にも注意を払う
  3. 会話をあとから振り返り「話の内容が良かったもの」、「話の内容が悪かったもの」、「もっとこうした方がよい」「全体のまとめ」をコンシリエーレ内で共有
  4. 実施したリーダーに対して、各1on1のレビューと全体のまとめを共有。リーダーが困っていることなどもヒアリング。次回やってみてほしいポイントを決める。

正直、すべての会話をメモしながら、言葉や表情にアンテナを張り続けるのは容易ではなかったです(笑)ですが、後から議事録を振り返ると、同席時に気づいたこと以外にも多くのことを発見できます。この方法でやって良かった!オススメですよ!

1on1同席で、見えなかったことが見えてきた


初めての試みではありましたが、今後1on1を少しずつ改善して行けばもっと良いものになっていくという、かなりいい手応えがありました。それは、メンバー1人1人の熱量が高く、特にリーダー陣からは「もっとチームやこの会社をよくしたい」という想いが会話の端々から感じ取れたからなんですよね。

設立年数が浅く、組織をこれから作っていく会社は、人も組織も絶えず変化が必要です。そのため、これまでのやり方が今の会社にフィットしているか、都度模索しながら、現状にあったやり方に少しずつシフトしていくことが重要なんだと、改めて実感しました。

すぐに正しいやり方に到達するのはもちろん難しいのです。
「あーしておけばよかった」「もっと、こーしておけばよかった」と反省することもありますが、その取り組みに対して「やって良かった」と思えることも大事。「やってよかった」が積み重なっていくことで、どんどん正しい方向に導かれていき、改善のスピードも上がっていくのではないでしょうか。今後の活動もそうなるように、先回りして計画を立てて、ユニークな取り組みを実行していく予定です。

できることからひとつずつ取り組めば組織って変わるんですよ!(と、信じています)

コンシリエーレで実施した活動第一弾のご紹介でした。今後もコンシリエーレの活動はBlogでアップしていきますので、お楽しみに!