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INFOMATION

『エンジニア×スタートアップこそ、最高のキャリアである』刊行記念トークイベント イベントレポ

2023-02-02

こんにちは。
1月26日に代官山蔦屋書店で行われた「『エンジニア×スタートアップこそ、最高のキャリアである』刊行記念 菊本 久寿✕堀口セイト✕茂木野々香トークイベント」はご参加いただけましたか?当日私はスタッフとして写真撮影などを行っていたのですが、オンラインとオフライン合わせて100名以上ご参加いただき、大盛況のイベントとなりました。
今回はそのイベントレポをお届けしようと思います。



今回のイベントは代官山蔦屋書店の2階イベントスペースとZoomでの同時開催でした。当日は寒かったということもあり、会場まで来ていただける方がいるのだろうか…と不安になりながら待っていましたが、蓋を開けてみると20名以上の方が来場してくださり会場はいっぱいに!RUNTEQ受講生の方もいらっしゃったようで、初めてリアルでお会いできたと話に花が咲いていました。



最初は自己紹介から始まり、今の環境に満足しているかという軽いアンケートからイベントがスタートしました。会場からはあまり肯定する手が上がらず、エンジニアへの転職を考えている方が来場してくれているというのがうかがえます。菊本さんとセイト先生それぞれの、自分の体験談を交えた今までの労働環境の話やお仕事に悩んでいる方から相談された話など、リアルなお話に思わず引き込まれてしまいました。

続いてエンジニアの労働環境へと話が移ります。茂木さんの「エンジニアというとブラックなイメージもある」という話に対し、菊本さんやセイト先生がSIerなどの業界とWeb業界の違いを某ドラマを例にしてその誤解について解説していました。Web業界でのエンジニアはかなり自由に働き方を選べることは著書でも紹介されていましたが、身近な例えで話を聞くと解像度が上がり、改めてエンジニアとしての働き方について深く考えられますね。
Web業界の労働環境としてスタテクの実際の働き方を紹介し、スーパーフレックスであったりリモートワークを導入していたりといった柔軟な働き方に、セイト先生や会場からも驚きの声が上がっていました。もはや鉄板ネタと言える菊本さんのダンボールネタに会場からも笑いが漏れる一面もあり、会場が和やかな雰囲気になる場面もありました。



特に現在は急激なDX化が進んでいる影響もあり、エンジニアはかなりの売り手市場ということが言われています。スタテクでの働き方もそうですが、転職のしやすさということに対してもかなり良い環境だという話に、進行役を務めている茂木さんから「怪しいって気がしてきました!」というツッコミが入っていました。確かにここだけ聞いていると本当にこんなに働きやすいんだろうか??と疑問をいだいてしまうかもしれません。



そこからエンジニアという働き方の悪い部分という話に。自由で働きやすいという反面、自分自身や会社を積極的に成長させていかなければならないという意識を持ちがちでプレッシャーがかかりやすいという話や、そういう優秀な人達に囲まれていると劣等感に苛まれてしまうという話がありました。

エンジニア業界は能力主義で学歴や職歴というのは重要視されない一方、「今まで何をしてきたというよりは、今ここで何ができるか」というのが大事という言葉に全員が深くうなずく場面もありましたが、ここは良いところでもあり悪い部分でもあるのだなと感じました。
特にスタートアップ企業に顕著ですが、多種多様なキャリアを持つ方が一緒に働いているため柔軟性があまりない方は難しいかもという部分はあるかもしれません。



エンジニアのいい部分悪い部分を聞いたあとは、エンジニアが関われるプロダクトは?というテーマに。もちろんWebアプリやWebサービスなど様々なものに関われますが、自分の興味があるサービスを成長させられたり、ほしいと思うサービスを実装できるという話や、今後大きくなるだろうサービスに関わることができるというお話に、私自身も「私がエンジニアになったらこういう業界に関われるかな」という想像が働きました。

エンジニアとして、好きなことを仕事にできるというのは大きな強みであり、利用者として本当にほしいサービスを自分自身の手で実装できるという大きなアドバンテージになるのだと思います。これからエンジニアを目指す方は様々なことに興味を持って、色々な業界やサービスを調べてみるといいかもしれませんね。
菊本さんからはBtoBの企業が非常に面白いというお話も。産業構造の改革というと難しいかもしれませんが、農家から市場やお店に商品を卸すルートのテクノロジー化など調べてみると「面白いかも!」と感じられるサービスを作っている企業がいっぱいあるということでした。調べてみたりアンテナを張っていないと知ることのない分野かもしれませんが、自分の今までの職種や趣味などをきっかけに様々なことを調べるというのがいいエンジニアの第一歩になるのかもしれません。



最後に質疑応答へ。
未経験者でもエンジニアとして働くための方法や、コミュニケーションの方法、どうやって学んでいけばいいかなど様々な質問をいただきました。エンジニアとして働くために学んだほうがいいものは?という質問に対し、人とPCそれぞれへのコミュニケーション方法を学んでほしいとの回答が印象的でした。特にエンジニアにとってはPCを使いこなし業務を行うというのは必要不可欠です。その上で例えばショートカットキーを使用できるようにすることや、ググって疑問を解決する方法など、知っていればスムーズに業務を遂行できるPCとのコミュニケーションの方法については学んでおいてほしいとのことでした。

個人的には「ここはエンジニアじゃなくても為になるな」と思った部分は、テキストコミュニケーションの方法です。長文で聞くのではなく、「〇〇をやって、〇〇になったのですが、〇〇になってしまいました。✕✕になるためにはどうしたら良いでしょうか?」という具体的な聞き方をしたり、長くなる質問に対してはランチに誘ったり30分ほどミーティングの時間をもらうというのは、オンラインで仕事をしていく上で誰にとっても大事なところだと思います。

本当にたくさんの質問をいただき、すべての質問に答えられなかったのが残念ですが、今後YouTube「エンジニア転職チャンネル」やTwitterなどで答えていければと思いますのでお待ち下さいね。



トークイベントが終わったあとはなんとサイン会に!
RUNTEQ受講生だけでなく、菊本さんやセイト先生のファンの方もサインをもらっていたりと、YouTubeでの活動の可能性を感じました。その後の記念撮影会は和気あいあいとした様子で行われ、閉店時間ギリギリまで質問が飛びかうなど話が尽きない様子で皆さん会場をあとにされました。



今回イベントに参加して感じたのは、「エンジニアに転職したい」という方の熱量と、セイト先生と菊本さんお二人からの「エンジニアになって欲しい」という熱量でした。私は現在違う職種で働いていますが、もし現在の職種に出会っていなかったら今回のイベントをきっかけにエンジニアになりたいと思っただろうなと思います。エンジニア不足というのもあるかなと思うのですが、お二人ともエンジニアという職業を本当に楽しいと思っており、その楽しさをいろいろな人に知ってもらいたいと思っているのだろうなと感じることのできるイベントでした。

私もエンジニアの楽しさに触れるために今の職種にプラスアルファとしてプログラミングの学習を始めてみようと思います。



今回のイベントの感想は「#(ハッシュタグ)ひさじゅ本イベント」でツイートされています。検索をして感想を共有したり、ご自身でもぜひツイートしてみてくださいね。実はトークイベントが非常に楽しかったという感想をセイト先生と菊本さんからいただいたので、また開催の機会を持つことができればと考えています。



菊本さんの著書『エンジニア×スタートアップこそ、最高のキャリアである』は以下でお買い求めいただけます。まだの方は今回の記事をきっかけにぜひご購入ください。
Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4295407771/
楽天   https://books.rakuten.co.jp/rb/17314436

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