こんにちは。
今回も前回の記事に引き続き、スタートアップテクノロジー(以下、スタテク)社員たちがおすすめする書籍を紹介していきます。
今回の記事は、エンジニアの方におすすめの勉強法や思考法を学ぶことのできる書籍を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
(タイトルイメージ画像:写真AC)
(著:チャド・ファウラー、出版:オーム社)
<社員コメント>
「エンジニア = コードを書くだけの仕事」という先入観から脱して、何のためにコードを書く必要があるのか、どういうものが価値があり、エンジニアはそれに対してどうアクションを取ることができるのかを教えてもらえる一冊です!
前回の記事に引き続き、今回もおすすめとして上がった書籍です。
元ミュージシャンの作者が、自身のキャリアの中で気づいたプログラマーとしての考え方をエッセイとしてまとめている本です。将来独立したエンジニアを目指す人、マネージメントのための前提知識が知りたい若手プログラマーにおすすめの一冊です。
(著:福永 勇二、出版:SBクリエイティブ )
<社員コメント>
近年クラウドの利用が一般化されてきて、システム構築する上でもネットワークレイヤーがかなり抽象化されてきてはいるものの、それでもOSI参照モデルで言うところのおよそ L3 以上のレイヤーの知識は必要になってくるので、その学習においては非常に有用でした。図と平易な言葉で分かりやすく解説されている点が良いです。
ネットワークの基本について書かれており、初学者の方におすすめの一冊です。
基礎の部分から全体像まで網羅的に書かれており、実務につく際に必要な知識を、幅広くかつバランスよく学ぶことのできる書籍とのことでした。
クラウドが盛り上がっている現代においても、有用な知識とのことなのでぜひ読んでみたい一冊ですね。
(著:Paolo Perrotta、出版:オライリー・ジャパン)
<社員コメント>
Ruby を使ったメタプログラミング(ロジックを生成するロジックをプログラムする)を題材とした書籍ですが、 Ruby と言う言語の言語仕様と密接に関わる内容なので、メタプログラミング自体を使用するつもりがなくても非常に勉強になります。
また、メタプログラミングを使いこなすことも有益ではありますが、ライブラリにメタプログラミングが使用されているなどの例もあり、コードを読む際に知識として持っておくと便利なものであるとも思います。
Ruby である程度コードが書けるようになったくらいの、中級寄りの初級者の方にお勧めしたいです。
Ruby on Railsのコアの部分とも言えるメタプログラミングを理解するための書籍です。
Ruby Goldの試験対策にもおすすめの一冊とのことでした。初学者には難しい一冊とのことですが、初心者から一歩踏み出したいプログラマーにとっておすすめの一冊です。
(著:出口 治明、出版:日本実業出版社)
<社員コメント>
数字・ファクト・ロジックで語ることへの苦手を払拭してくれる書籍です。本書を読んでから数字の捉え方も変わり、意思決定に対する提案の方法も変えることができました。スタートアップで働く際に大事にしているマインドに通ずる内容もあり、おすすめです!
エンジニアやプログラマーに必須な考え方とも言える「数字やファクト、ロジック」での考え方。その一歩目となる書籍です。もちろん社会人としても必須のマインドも学ぶことができます。
誰が言ったかではなく、どのデータに基づいた発言なのか、そしてデータやファクトから得られる仮説と、その実現可能性の高さはどれくらいなのか?ビジネス的な考え方を学ぶことができ、一段上のエンジニアになることができる一冊です。
(著:石田 保輝・宮崎 修一、出版:翔泳社)
<社員コメント>
プログラミング初学者でもアルゴリズムについて理解しやすい説明がされているので、アルゴリズムに苦手意識がある人への最初の一冊目としておすすめだと思いました。
初級者からおすすめの、プログラマーとしての基礎知識となるアルゴリズムについて書かれた書籍です。「物事の考え方」について学ぶことができ、このアルゴリズムはどういう動きをするものなのかということをきちんと理解できるので、なんとなく…という感じでアルゴリズムが分かった気がしている…という方におすすめの一冊かもしれません。
(著:吉井 健文、出版:技術評論社)
<社員コメント>
Next.jsのAppRouterに対応した書籍で、サンプルアプリを通じてNext.jsを使用する上で基本的な知識をわかりやすく解説してあるので、少しNext.jsを触ったことがあるがまだ理解しきれていないと感じている方にはおすすめな一冊だと思いました。
最新のNext.jsを現場で使うために実践的な知識を詰め込んだ一冊です。フレームワークの基礎から、開発現場で本当に実用的な知識や関連ライブラリまで、サンプルコードと一緒に解説してあるNext.jsを使っている開発者には必携の一冊ではないでしょうか。キャッシュ周りなども解説されており、非常にわかりやすいとの声もありました。
(著:牛尾 剛、出版:文藝春秋)
<社員コメント>
3章の「脳に余裕を生む情報整理・記憶術」が勉強していくうえで参考になったため。
生産性の向上という観点だけではなく、人生という広い視点での考え方を学べる書籍です。アメリカの企業で働く著者の観点から、日本の企業体質下での働き方、スキルの向上の仕方を具体的に紹介した本です。
KPIを意識しなければならないビジネスパーソンや、これから社会に出ていく学生の方など、幅広い方が学ぶことのできる一冊です。
今回ご紹介する書籍は以上です。
なにか気になる書籍はありましたか?いずれもAmazonや書店などでも手に取りやすい本になっているので、ぜひ見てみてくださいね。
今後もスタテク社員のおすすめ書籍は定期的に公開していく予定です。