こんにちは。実はスタテクには福利厚生の一環として毎月5,000円まで業務に必要な本の購入を補助する制度があります。私自身も数度利用したことがあり、広報・PRのための知識取得に役立てています。
今回はその制度を利用して社員が実際に購入し、業務に使用している書籍を紹介していきます。今回の記事を通して、スタテクの業務を知っていただける機会になればと思います。
―エンジニア・マーケティングお役立ち系
エンジニアやマーケティングの仕事は日々情報が更新されていき、どれだけキャッチアップして仕事に活かしていくかが大事です。エンジニアやマーケターの皆さんからは普段の業務に活用できる書籍が多く推薦されました。
①「やりたいこと」からパッと引ける Googleアナリティクス分析・改善のすべてがわかる本 改訂版
(著:小川 卓、出版:ソーテック社)
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GA4とGTMの両方に対応できる書籍です。
2020年に発行された書籍ですが、Amazonでも☆3.9と高レビューを獲得しています。Googleアナリティクスを使用する方におすすめの一冊です。スタテクではGoogleアナリティクスも使用してRUNTEQのマーケティング業務を行っており、どのようなことがRUNTEQに求められているのかを正確に把握し、皆さんにお届けしています。
②集中演習 SQL入門 Google BigQueryではじめるビジネスデータ分析 できるDigital
(著:本田 和廣、出版:インプレス)
<コメント>
BigQueryのキャッチアップに役立ちました。
2021年に発行された書籍で、SQLについてプログラミングが未経験でも取り組める入門書とのことです。Amazonでも☆4と高評価を獲得していました。Excel等でデータ分析を行っていて限界を感じ始めている方、SQLへの入り口としてこちらの本がおすすめです。こちらもRUNTEQのマーケティング業務にて使用しているものです。こちらも同様にアクセスログなどを解析し正確に把握することで、皆さんに必要な知識やデータをきちんとお届けするのに使用しています。
③AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト問題集
(著:平山 毅他16名、出版:リックテレコム)
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AWSのふわふわと理解していた箇所を資格の勉強をしながらクリアにしながら勉強ができました。
スタテクでも業務に使用しているAWSですが、わかりやすいがゆえにきっちりとした理解が出来ていないという方もじつはいらっしゃるのではないでしょうか。試験を通して学び直し、基礎の解説から知識の定着まできっちりと収まった一冊です。スタテクではAWSを使用しプロダクトの開発を行っているため、理解を深めてより良いプロダクト開発を行っています。
④SQL実践入門──高速でわかりやすいクエリの書き方 (WEB+DB PRESS plus)
(著:ミック、出版:技術評論社)
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クエリの実行計画など今まで意識していなかった箇所の知識が増えてDBに対する理解が今までより深まりました。
こちらもSQLに関する技術書の紹介です。SQLをとりあえず使うということではなく、理解してわかりやすく作業のしやすいSQLの書き方を体系的に理解できる一冊とのことでした。データが内部でどのように処理されているのかを理解することで、表面的ではなく応用を利かせることのできる技術に繋がるんですね。
⑤css設計完全ガイド ~詳細解説+実践的モジュール集
(著:半田 惇志、出版:技術評論社)
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cssのコーディングをする人は必ず読んでほしい、cssコーディングはカオスになりやすいため、設計の基礎が身につきます。
コメントにも必ず読んでほしいと書かれていたこの一冊。なんとAmazonでも☆4.5の高レビューでした。駆け出しのWebエンジニアやフロントエンジニアの方など、CSS設計についてあらゆることが網羅されている一冊です。デザイン部の方からのおすすめなのですが、デザイン部内でCSSコーディングを行うことができるのもスタテクの強みの一つでもあります。
⑥[試して理解]Linuxのしくみ ―実験と図解で学ぶOS、仮想マシン、コンテナの基礎知識
(著:竹内 覚、出版:技術評論社)
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コンテナ環境を多用する今のLinuxの使い方がわかりやすく書かれています。
エンジニアとしてLinuxに関する知識は必須とも言える知識とのことですが、しくみや動作を具体的に理解できている方は少ないのではないでしょうか。こちらの技術書は、ばらばらになっていたLinuxの知識を、グラフや図解を用いて体系立てて理解できる一冊とのことです。Amazonでも☆4.5の高レビューを獲得しており、必携の一冊といえるのではないでしょうか。必須知識とは言え、改めてしっかりと理解をした上で日々の開発を行っています。
⑦独習PHP 第4版
(著:山田 祥寛、出版:翔泳社)
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新カリキュラム作成時にお世話になりました。
Webエンジニアの必須知識ともいえるPHPを基礎から丁寧に解説した一冊です。解説から例題、理解度チェックを兼ねた練習問題というステップを踏むことで、基礎・基本テクニックをきちんと取得できるように作られています。カリキュラム作成にも使用したということなので、RUNTEQ受講生の方へのヒントになるのでは!?と思ってしまいました。教える側としても基礎からステップを改めて踏むというのも、受講生のためになるということでしょうか。
続けて、仕事への意識改革や、やり方を模索している方におすすめの書籍を紹介します。
―仕事への向き合い方・やり方系
どうやったら仕事がうまくできるのか、仕事に必要な考え方とは…社会人何年目になっても悩む事柄ではないでしょうか。新年度を迎えた今、改めて仕事への向き合い方を見つめ直すことのできる書籍を紹介していきます。
①最高の集い方――記憶に残る体験をデザインする
(著:プリヤ・パーカー、出版:プレジデント社)
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仕事でイベントを企画することが多い時期に、どうやったら参加者の満足度が高いイベントが作れるか悩んでいました。本書ではイベントを主催するにあたり大事にしないといけない要素についてたくさんの事例を交えて教えてくれるので、とても分かりやすく落とし込んで実践することができました。
RUNTEQをはじめ、スタテクは社内外でさまざまなイベントが開かれている会社です。どうやったら印象的で楽しいと思ってもらえるイベントが開けるのか、その考え方が詰まっている一冊で、Amazonでは☆4.5、フィナンシャル・タイムズの選ぶ「2018ベスト・ビジネスブック・オブ・ザ・イヤー」に選ばれています。こちらのノウハウはRUNTEQの受講生のみなさんが参加するイベントにも役立てられています。私もイベントを企画したいと考えているので、ぜひ読んでみたい一冊だなと思いました。
②がんばらない戦略 99%のムダな努力を捨てて、大切な1%に集中する方法
(著:川下 和彦・たむら ようこ、出版:アスコム)
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今までの経験では努力の量が成果になることが多かったので、Web系に飛び込んで、いかに効率よく仕事をするかという概念がずっと頭では理解できていても実践ができていませんでした。本書は分かりやすく上記の内容について教えてくれる内容で、Web系初心者におすすめの1冊かなと思います。
スタテクはもちろん仕事の過程もきちんと見ていますが、やはり結果が一番重視される側面が大きい評価システムです。その中で、ただ「頑張る」というだけではなく、どこに力を入れるべきかポイントがまとめられている一冊とのことでした。物語調で読みやすく、評価も高い一冊です。RUNTEQで今学ばれているような、Web系の開発者を目指している方などは意識の仕方など参考になるかもしれません。
③情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方
(著:チャド・ファウラー、出版:オーム社)
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周囲と比べて迷ったり戸惑っていた際に、この本を読んで事業にコミットすることに向き直れました。
知ってる!という方も多いのではないでしょうか。お金を稼ぐ手段としてではなく、プログラマーとしてキャリア開発をどう行っていくかというのが書かれている一冊です。開発者として持っているビジネスの視点を、業務での開発だけではなく自分のキャリアへの開発に活かすというのは、これからのキャリアを築く視点でも大事な視点だと感じました。プログラマー・エンジニアを目指す方はぜひ読んでみてくださいね。
④Google流資料作成術
(著:コール・ヌッスバウマー・ナフリック、出版:日本実業出版社)
<コメント>
プレゼン資料の制作用に買いましたが、データビジュアライズの参考にもなりました。グラフを使ったり資料を作る時などに、とりあえずパラパラ開いてベストな形を探すときに重宝します。
超実用的!な一冊です。このデータや資料をもとに何を伝えたいのかというのは分からなくなりがちですが、そんな資料が「伝わる資料」に変わる一冊とのことでした。デザイン部の方からのおすすめの書籍でしたが、デザイナーの方も読んでいるとなると説得力が増しますね。デザイン部で行っているプロダクトの開発に「伝わる資料」というのが生かされ、使いやすいプロダクトになっているのではないでしょうか。個人的にはGoogle流というタイトルの効果で読みたさが倍増してしまいました。
今回の記事で紹介する書籍は以上となります!
今回は、開発会社としてエンジニア関連やマーケティング技術書の紹介と、新年度の始まる4月ということでお仕事への意識改革系の書籍それぞれにフォーカスして記事を作成しました。
気になっている書籍があればぜひ書店などで手に取ってみてくださいね。
次回はマネージメントやデザイン系の本を紹介する予定です。
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