こんにちは。
今回は来る1月26日に代官山 蔦屋書店で書籍に関するトークイベントが開かれることに先立ち、12月16日に発売されたスタテク代表の菊本さんの著書を改めてご紹介したいと思います。
著者プロフィール
菊本 久寿
株式会社スタートアップテクノロジー代表取締役社長 兼 エンジニア
SIerなどを経てngi group（現ユナイテッド) 技術部部長に就任し、アドテク関連サービスの立ち上げを行う。2012年よりフリーランスとして独立し、複数のスタートアップの開発支援を行う。その後ポケットコンシェルジュを運営する株式会社ポケットメニューの取締役CTOに就任。退任後2014年10月に新サービスの立ち上げに特化して開発を行う株式会社スタートアップテクノロジーを設立。
「エンジニア×スタートアップ」こそ、最高のキャリアである とは
本書は「スタートアップ×エンジニア」という新たなキャリアを提案する1冊です。今までの一般的なエンジニア観を覆し、自由で楽しいエンジニアという職業を著者である菊本の体験談を交えて紹介しており、キャリアに悩むすべての方におすすめできる1冊です。
フリーターというどん底を経験した菊本が、エンジニアとしての働き方から、未経験から活躍する方法、スタートアップの魅力までわかりやすく解説しております。
今回の本は、エンジニア転職を考えている方や、現在エンジニアでこれからのキャリアに悩まれている方に向けて書かれた一冊となっています。エンジニアと言ってもさまざまな業種がありますが、菊本がおすすめするのはスタートアップ企業でのエンジニアという生き方。
2030年には最大79万人のIT人材が不足すると言われている現在、これからはエンジニアがいいよと周りの方に言われたという方も多いのではないでしょうか。実際にエンジニアの転職市場は売り手市場と言われており、給与もかなり上がってきていると言われています。
しかし反面、エンジニアといえば残業や業務量が非常に多いなどのいわゆるデスマーチなど、ブラックなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。この本は、そんな「気になるけど実際のところどうなんだろう…？」と悩まれている方に、著者の菊本を始めとした様々な方の体験談を交えながらおすすめの生き方を紹介する、ある意味「人生の指南書」ともいえる本になっています。
菊本のフリーター時代のエピソードの一つ、「デスマーチで段ボールのあたたかさを知る」という話に興味を持たれた方は多いのではないでしょうか。そんな衝撃的なエピソードから、未経験でエンジニアになった方のエピソード、そしてエンジニアに必要な知識までぎゅっと詰まった必携の一冊です。
個人的な感想としては、スタテク社員という贔屓目を除いても面白かったというものになります。私自身はエンジニアではないのですが、体験談を交えた読みやすい文章でエンジニアという職業に対して改めて気付かされた一冊となりました。エンジニアの方だけではなく、私のような広報担当の方や人事担当の方、その周りの方にもおすすめできる一冊だと思います。
これからエンジニアが持っているべき視点や考えも説明してくれているので、スキル以外の面で評価すべき部分がわかってくると思います。
個人的にとても参考になるなと思ったのは、エンジニアの方の考え方が書かれているところでした。エンジニアの皆さんと一緒に働いてはいますが、どういう考え方で仕事をしているのだろう…というのは私からは見えない部分だと思っていました。エンジニアがどうやって仕事をしているのか、どういう考えを持っているのか、気になる方はぜひご覧ください。
またこれは反面、エンジニアの方にとっても有益な内容だと思います。エンジニアとしての生き方はもちろん、持っていてほしい視点や考え方はなかなか学べるものではありません。目指すべきエンジニア像はなにか、どうやってそれを培っていけばよいのか、そういう部分に迷いを持っている方は本書を読めば解決できると思います。
本書を読んでみたけれどまだ聞いてみたい部分がある…という方や、興味を持たれた方はぜひ1月26日に代官山 蔦屋書店で行われるイベントにお越しください。
イベント申し込みページ：http://ptix.at/tISjfv
エンジニア/Web業界で働く魅力について、著者の菊本さんとYouTubeのセイト先生でおなじみの堀口セイトさん、RUNTEQキャリアトレーナーの茂木野々香さんの3人のトークが聞けるイベントです。
オフラインとオンラインでの参加が可能です。当日は直接質問をすることもできるので、気になることはどんどん聞いてみてくださいね。
