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いろいろな働き方が許容される世の中になってきました。エンジニアやデザイナーなどWeb業界に携わる人の中には、フリーランスの道を選ぶ人もいますよね。これからフリーランスになりたいという人も多いのではないでしょうか?20代のほとんどをフリーランスエンジニアとして過ごしたスタテクCOO佐藤公哉が、自身のフリーランス時代を振り返ります。

1社目は7カ月で辞めた、そこからフリーランスへ

僕はキャリアのほとんどがフリーランスなんです。サラリーマンをやっていたのは7カ月くらいで、そのあとはMBAをとりにいくまでフリーランスでした。
どの会社にもあるかもしれないですけど、その会社を辞めた人たちのコミュニティってできるじゃないですか。最初にお世話になった会社にもそういったものがあって、その中に開発会社の社長さんがいたんです。僕はその人からお仕事をもらっていました。
PMとしてプロジェクト全体を仕切れる人がいなかったので、僕はPMからコーディング、テストまで全部をやらせてもらえたんですよ。フリーランスではあったけど、準社員みたいに使ってもらっていました。そう思うと、いわゆるフリーランスになってガツガツ営業して……みたいなイメージとは違います。
社会にでて早々にフリーランスになって5〜6年仕事にあぶれることなく続けてこれたのは、本当にその人のおかげですね。

「誰が何のためにお金を払っているか」を理解しているか?

僕はフリーランス時代もチームで仕事をしていたんです。フリーランスの人たちを束ねたチームですね。
そのときに徹底していたルールは「お客様の課題を解決しないと、僕たちへの報酬は支払われるべきではない」というもの。成果が出なければ明日には仕事がなくなるってチーム全員が理解しているわけです。
これってすごく大事なことで、チーム全員がこの意識を持っていると納期だって絶対守るし、僕の見積もりに対してもメンバー全員がコミットしてくれる。それがあるから、PMとしてお客様と話をするときも自信をもって話に行けるわけです。
PMだったんで、お客様のよくわからない要求をねじ伏せることも、やらないといけないですけど(笑)僕は20代でそのトレーニングをずっとやらせてもらえたんです。

今、COOという立場でスタテクにいますけど、「誰が何のためにお金を払っているのか」という意識をどれだけもっているかは重要だと思っています。

僕は、フリーランスになる目的とゴールが明確だった

僕は大学院(MBA)に行くと決めていたので、20代で稼ぐ必要があったんです。そうなると、一番効率がいいのがフリーランス。
エンジニアはストリートプライスが高くて、僕の周りの人たちを見てると月間70〜80万円、できる人は100万円を超えるでしょう。若いから半分って話になっても35万円とか。20代で月30万円超えって、それだけでも高いじゃないですか。ちょっとワクワクしますよね。
僕は貯めるだけだったけど、30歳まではフリーランスとして生きるって決めてたんですよね。フリーランスをやる目的とゴールが明確だったんです。40歳まで同じ生き方をしたいかと言われると、僕はイヤだ。
だから大学院を卒業した後は、会社に入ったり、立ち上げに協力したり、色んなことをやって今スタテクにいるんですよね。

チームの力を信じているから、今はフリーランスに戻ろうとは思わない

フリーランスがイヤというと語弊があるかもしれないけど、僕はチームの力を信じているんです。フリーランス時代もチームで動いてましたけど、自分1人でできることは限りなく少ないって気づいてますから。
僕がコード書くよりも他の人がコード書くほうが圧倒的に効率がいいときは、「彼らが全力でコードを書いてもらうために、僕はどういう環境を用意しようかな」って考えるほうが好きなんですよね。