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スタテクにはいくつかのルールがあります。今回はその中でも重要な「嘘をついたらダメ」をご紹介しましょう。このルールが明文化された背景には、COO・佐藤のある体験がありました。

「寝坊した」という理由は素直にいうべきか?嘘をついてとりつくろうべきか?

佐藤:昔、僕が出社時間がちゃんとある会社にいたときの話です。ベンチャーだったので、僕を含めた開発チームは徹夜することもあったんですけど、ある日チームメンバーの1人が遅刻したんですよね。その当時は、会社のルールで全社メールに勤怠を流す必要があったんだけど、その人は素直に「寝坊しました」とメールしてきたんです。

ー素直ですね。

佐藤:そう。僕は素直でいいなって思ったんですけど、他部署のメンバーからするとNGだったらしい。職種が違うからかもしれないけど、寝坊したとしてもその理由は社会人的にNGだから取り繕えという。
でも、エンジニアかつCTOという立場で20名くらい在籍しているチームを預かっている僕としては、どんな場面でも嘘だけはつかれたくなかったんです。

ー遅刻の理由ひとつにしても、ということですよね?

佐藤:ベンチャーの開発スピードってものすごいわけで、20人のエンジニアが毎日本気でコードを書くので、アウトプットの量もすごいわけですよ。それを1行1行僕がチェックをするのは無理。みんなを信じて権限を委譲するしかないんです。

ー信じたいから、どんな些細な嘘もついてほしくないってことですね。

佐藤:意図的に誰かを騙す、欺く嘘はつくなということです。それをやられると、言葉の裏を読まなくちゃいけなくなって、信用して全部を任せられなくなりますから。

ー菊本さんも同じ考えですか?

菊本:はい、この2人の間では齟齬はないです。少し話を広げると、開発してる案件で何かトラブルが起きたときに、それをギリギリまで上長に隠すというのとも似てる。本来は、何か起きたら会社として、僕たち役員も含めて全力でリカバリをしないといけないのに、ミスやトラブルを隠す・言いたくなくて報告が遅れることで、会社間の信頼も揺らぐんですよ。何かトラブルがあったとしたら、正直に伝えて、全力で謝って、全力でリカバリーするのが、スタテクという会社のスタイルでもある。

佐藤:そのほうが、顧客満足度も高くなるし、ライフタイムバリューも長くなりますからね。

ービジネスとしても、効果があるわけですね。実際にスタテクの社員の出社連絡は自由というか、みんな正直ですよね。

佐藤:寝坊したら「寝坊した」と言うように伝えてますからね。

菊本:実際、寝坊を体調不良と言い始めてしまうと、本当に体調が悪いときと判別がつかなくなって、管理ができなくなるんです。

佐藤:寝坊なら出社時間が遅くなるだけで、その日のアウトプットは通常通りですよね。でも、体調不良だったら、同じアウトプットはだせない。そうなると、最終的にお客様に迷惑がかかる可能性もあるから、小さなことだけど大事なんです。それにスタテクは出社自由だから、社員が嘘をつきはじめた終わりなんです。

スタテクでは、嘘をつくことは許されません

みんなを信頼しているから出社自由ができるわけで、その根底には嘘をつかないという絶対的なルールが存在しています。もちろん、このルールはスタテク流で、他社で通用するものではありません。色々な議論は巻き起こりそうですが、少なくともスタテクでは寝坊は寝坊、嘘はつかないがルールです。